ごあいさつ

                                                                       

 滝川市は、北海道のほぼ中央に位置し、石狩川と空知川に挟まれた平野部に広がっており、ゆるやかな丘陵地となっています。また両河川の合流点に発達したまち、滝川と名付けられたのも、アイヌ語の地名「ソーラップチ」(滝のある川)に由来したものです。

 滝川市の歴史は、明治23年に北海道庁が滝川村戸長役場をおかれたことに始まり、北方の警察と開拓のため屯田兵840戸が入植し開拓が進められ、屯田兵の往来と生活物資の供給、上川道路の整備に伴う資材の供給拠点として滝川市は大いに発展しました。

 その後、大正2年に道央と道東を結ぶ根室本線が開通、昭和に入ってから近隣市町村の石炭産業の隆盛によって人や物資の輸送が活発になり、滝川市発展の礎となりました。

 その後、滝川市は近隣市町の石炭産業の度重なる閉山により、徐々に人口減少が進み、昭和50年代の5万3千人をピークに現在は4万人のまちとなっています。

 そして現在の滝川市は、農業・商業・工業とそれぞれがバランスよく市の経済を牽引し中空知地域の中核都市としてその役割を担っています。

 明治から大正、昭和、そして平成から令和へと時代の変化ととともに、この滝川市も大きく変貌を遂げてまいりました。

 令和という新しい年号をいただいた今年、滝川商工会議所青年部は日本商工会議所青年部第32回北海道ブロック大会滝川大会を主管いたします。

大会テーマ「維新躍進~UP Draft 滝川の風を受けて変心」

 北海道YEGは平成の時代とともに育まれ、平成の30年間に大きく成長し、1,200名を超える組織となりました。令和の時代を迎えた今年度を大きな節目として、北海道YEGが更なる飛躍を目指すべく、新たなる指標を滝川大会にご参加のメンバーと共有出来たらと考え、滝川YEGメンバーが準備に奔走しております。開催に際して多くのメンバーのご登録を心よりお待ちしております。

日本商工会議所青年部第32回北海道ブロック大会滝川大会

大会会長 稲葉了大